みんな大好きチョコレート! 健康になるチョコレート選びの チェックポイント

健康にも、不健康にも作用するチョコレートのメリットは?

 

健康への影響は賛否両論あるチョコレートですが、食べる量をコントロールすればメリットが大きくなります。これはチョコレートに限らずどんな食品にも共通して言えることで、適量を見極めることが大切なのです!

 

①選び方

■ハイカカオ

主原料でもあるカカオの含有量は、チョコレートの質を左右するもの。
ブラックチョコレートと表記のある商品でもカカオ含有量は様々で、厳密な決まりはないので注意してほしいところです!

原材料は占める重量割合の最も多いものから順に書かれています。ダークチョコやビターチョコという名称でも、必ず確認してカカオマスが最初に書かれているものを選ぶようにしましょう!
砂糖が最も多く使われている商品の方が割合的には多いですが、質を追求するのであれば第一にチェックしたいポイント!
もちろん、カカオマスは砂糖よりも高価な原料なので、コスパは低くなってしまいます・・・

そして、カカオ含有率が高くなればなるほど苦みが増し、食べにくいと感じる人も多いのが現状。なのでおすすめはカカオ60〜70%程度の商品が食べやすくなります!

ちなみにホワイトチョコレートには一切カカオマスが含まれていませんので、要注意!!

■シンプルな原材料

カカオマスは加工するとココアとカカオバター(ココアバター)に分かれます。

チョコレートに油脂成分を添加する際は最も相性の良いカカオバターを使う方がベターですが、コストダウンのために植物性油脂や乳成分が利用される商品がほとんどです。

そうすると乳化剤など余計な添加物の使用量も増え、原材料の数は増えていくのでなるべく原材料は少なくシンプルなものを選んでみてください!

②注目の栄養

■カカオポリフェノール

チョコレートの有名な栄養成分であるカカオポリフェノールは、前述のカカオマスの原材料比率と共に増加します。ポリフェノールは多くの植物に含まれる苦みや色素の成分で、他にも赤ワインのアントシアニンやお茶のカテキンもポリフェノールの一種です。

ポリフェノールをはじめとする植物由来の栄養成分、フィトケミカルには様々な健康効果が報告されており、抗酸化や抗炎症、免疫増進作用などが代表的です。

しかし、カカオポリフェノールの多い商品ほど酸味や苦みが強く、舌触りが粉っぽくなってしまうので、脂肪を含む原材料を多く利用せざるを得ないのです。

良薬口に苦しという通り、多少の苦みこそがチョコレート本来の味と機能的な栄養と言え流のでしょうね^^

 

■テオブロミン

テオブロミンはカカオポリフェノールと相関関係にあるので、カカオ成分に比例して多くなります。

また、カフェイン同様に興奮作用や利尿作用があるので、摂り過ぎには注意が必要!ですが、様々な健康効果が期待されているのも事実です。

神経細胞の発生や成長、再生などを促すBDNFは、運動により増加することが分かっていますが、チョコレートを食べることでもその効果が期待されています!BDNFは、記憶を司る脳の海馬に多く含まれているので認知機能向上にも役立ちます!

テオブロミンはギリシャ語で神様の食べ物とも呼ばれる栄養成分。
過去にカカオは様々な病気の治療薬としても用いられていたほどなんだとか。
他にも腸内細菌叢への影響やカフェインとの相乗効果など、様々な研究が進められている今注目の栄養成分なのです。

③注意するべきポイント

■高脂質

高糖質というイメージがあるチョコレートですが、質にこだわる際には糖質よりも脂質に注意しましょう。

カカオ含有量が多くなると、砂糖の使用量は減りますが、カカオ由来の脂質成分が多くなるので、結果的に従来品よりも高脂質になります。甘味が少ない分、より滑らかな舌触りが美味しさの鍵となるので、購入の際は栄養成分表示を見比べてみてくださいね!

それぞれ1g当たりのカロリーは糖質が4kcal、脂質が9kcal。
脂質の方が倍以上高いので、甘くないけれども高カロリーな商品もたくさんあります。
しかし、チョコレートはもちろん全ての食材に含まれる脂質が肥満に直結するわけではないので、食事とのバランスを考えて食べるようにしましょう!

■カフェイン

カフェインは日頃から気を付けている人も多いと思いますが、普通のチョコレートと高カカオチョコレートでは含有量に4〜5倍ほど差がある場合もあります。

コーヒーやエナジードリンクなどは1缶で約100〜150mgのカフェインを含みます。
高カカオチョコレートは板チョコサイズでもそれらの半分程度のカフェインを含む上に、前述のテオブロミンを多く摂取してしまうので、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう!

カフェインやテオブロミンは依存性を持つので、摂取欲求を引き起こします。
様々な健康に良い影響が報告されている一方で、大量摂取は心身共に悪影響を与えることは間違いありません!
カフェインの感受性は個人差が大きいですが、欧州食品安全機関(EFSA)によると、1日あたり400mg以下が推奨されています。

コーヒーや紅茶、緑茶をよく飲む人は、板チョコ半分程度を一日の摂取量上限にしておく方がベストですね^^

 

どんな食材も、適量を知ることができればメリットがデメリットを上回ることができます!

人により分量などの違いはありますので、食事指導などを受けていらっしゃる方は
担当様とよく相談した上で分量やタイミングなどを決めて行きと良いでしょう♪

 

 

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